最近、ジュエリーの問屋の展示会に、時計もたくさん陳列されています。
どうも、この腕時計というものの、商売のしかたが、怪しい。
主に中級品のことです。
プライスカードが必ずついています。そこには、35000~98000という数字が書いてあります。しかし、卸値段は、6300ほどだったりするのです。
今日、通販の問屋さんから、パンフレットが届きました。その中に
参考上代/オープン価格
大手ディスカウントストアや通販雑誌では
希望小売価格98000円を19800円!!
とかで販売されています。
と言う風に書かれていました。
つまり、問屋の段階から、二重価格販売の設定をしているわけです。
6300円の卸価格ですから、一般的には、小売店の表示価格は、12600円というあたりが多いと思います。
二重価格販売というのは、12600円で販売するものを、25200円という値札をつけて、赤線で消して、12600円と下に書いて、高いものを安く売っていると錯覚させる商売のことです。
これは、公正取引委員会から改善命令を出される、違法行為です。
現在の状況は、2倍どころではなく、さらに高い設定の数字を使っています。
今、手元にあるものでは、75000円の値札のついた、テクノスのブランドの時計です。これも、問屋価格は6300円です。
だから、こういった表示にだまされることのないように、ネット通販などの実勢価格をたしかめてから購入するというやりかたをしたほうがいいと思います。
ところで、こういった中級品というレベルの商品は、もう一つ考慮するところがあります。
スイスなどの有名ブランドでも、ジャパンムーブメント、アセンブルド・イン・チャイナ、という製品が多いのです。
ブランドはスイス。中身は日本の機械。組み立てたのは中国。ということです。スイスの製品ではありません。
ジョン、ハリソンという、時計の歴史の中のビッグネームをブランド名に使ったものもできていますが、これも同じです。
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